お年玉から始める子どものマネー教育



お年玉の相場

 

 

お年玉という習慣は、普段は子供がまず手にしないような額のお金をもらうということです。さて、こうしてもらったお金をどう管理してどう使うか?特別な臨時的収入を得た時だからこそ、お金ということについてしっかり考え、親が教えるのにもいい機会です。

 

もうお小遣いをもらっている子供もいますし、まだこれからという小さな子供にも、しっかりと教えたいものです。

 

最初に気になるのはお年玉の相場でしょう。子供にとってはうれしいお年玉ですが、あげる大人の立場からは気になるところです。みなさんはいくらあげているのでしょうか?また、赤ちゃんや小さな子供にもお年玉をあげるべきなのでしょうか?

 

アンケートでは、小学校入学前の子供には、お年玉をあげても意味が分からないということで、おもちゃやお菓子などお金ではないものをあげるという回答もあります。特に0才~2才の赤ちゃんには、「あげない」、「おもちゃ、お菓子」というのが全体の約30%になっています。

 

3才~5才の場合も「キャラクターグッズ」、「お菓子」をあげた方が子供は喜ぶ、紙幣よりも硬貨の方が喜ぶので500円玉にしている、という回答もあります。

 

それが小学生、中学生になってくると様子が変わり、おつき合いの程度によって金額に差が出てくるようです。仲のいい親戚(姪や甥)には、お年玉意外に+入学祝い、誕生日祝いなどの意味も込められているので、相場よりも多くあげる事もしばしばあります。お年玉に図書券、ミュージックギフトカードをつけるという人もいます。